森美術館/「LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」
久し振りの森美術館。
TOHOシネマズに「パシフィック・リム」を見に行った帰りに。
ハリーポッター展のせいか一階カウンターがちょっと混雑。
でも、LOVE展はやや混みくらいでそこまででもない。
夏休みのせいかお子さんも多いけれど、
それでもヌードも18禁部屋があるとはさすが森美術館!
まあ、春画くらいなんですけどね。
そんなわけで、森美術館の10周年記念展
今こそ、愛を愛は人間にとってかけがえのないものです。森美術館は10周年を記念して、この「愛」というテーマを掲げ、美術史を彩る名作や意欲的な新作を含む約200点を通して、愛のかたちを探ります。恋愛から始まり、家族愛、人類愛へ広がる愛のかたち。ときに憎しみや嫉妬にもつながる愛の複雑さ。また、あらゆる対立を超越する愛の力。さらにはインターネット社会における新たな絆など、愛の諸相を描く名作を紹介します。あなたにとって「愛」とは? 今もう一度、アートを通して愛を体験してみませんか?
今回も無料の音声ガイドをレンタル!
フライヤーやポスターに使われているジェフ・クーンズの《聖なるハート》
これが思っていたのと全然ボリュームが違って面白かった。
実際見るとかなり大きくて2tの金属でできているそうです、かなりの存在感。
公式ブログの解説はこちら
こちらの「LOVE展」、サブタイトルの通り、
現代アートに初音ミクまで本当に幅広く扱っていて楽しく見ることができます。
ソフィ・カルの《どうか元気で》、ソフィ・カルは初めて見たかも。
彼氏からの別れの手紙をオウムから哲学者までいろいろな人に分析してもらう作品。
文楽人形やダンサーのビデオが面白くってしばらく見入ってしまった。
草間弥生《愛が呼んでる》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」
ライセンスでライセンスされています。
草間彌生のインスタレーション。
合わせ鏡になっていてどこまでも続く例の水玉空間。
10周年記念のティーウェアの原画展を3階のA/Dギャラリーでやっていて
実際に草間彌生の作品が購入可能だったんですが、さすがのお値段、ちょっと無理。
あそこのギャラリーで800万円の作品売ってるの初めてですよ。
いつも若手じゃないですか!
200万くらいのカボチャのリトグラフは売約済みになってたけど。
あのギャラリーももっと皆入ればいいのにねー。今回は結構人が入ってました。
津村耕佑《ファイナル・ホーム》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」
ライセンスでライセンスされています。
こちらも撮影可能だった作品。
色々なコンセプトのウェアがありますね。
主軸は災害時の避難袋的なものなんですけど、色々なところに遊びがあるのがいいです。
画像の作品にはくまちゃんもいます!
嬉しかったです!シュルレアリスム展見に行かなきゃ!
全体的にテーマがしっかりしているので鑑賞しやすいですね。
福岡美術館の所蔵しているダリの《ポルト・リガトの聖母 》もあり。
作風なんですけど、間近で見ると描き込み凄い、新しい世界見えちゃう。
会場内には初音ミク目当ての女子中高生がちらほらいて、羨ましい限り。
田舎には子供が楽しめるような展示をやる美術館は無かったからなー。
子供だけでも行けて、いろいろな作品の実物が見れるっていいですよね。
今回初音ミクはいつもMAMプロジェクトをやってる展示室でやっていて、
なんだか新鮮な感じ。
帰り道にシティビュー!
せっかく高いところにいるからゲリラ豪雨来ないか期待していたけど、雨振らず。
現代アート見て展望台行けてって観光コースとして結構東京っぽいですね。
地方ではあんまり現代アートの展示って無いですもの。
次の展示の「六本木クロッシング2013展」も楽しみ!
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階
03-5777-8600