国立民族学博物館
ゴールデンウィーク、思い立っての大阪旅行です。
以前から行きたいと思っていた国立民族学博物館に!
品川から新幹線に乗って万博記念公園に着いたのはお昼頃。
晴天の下、親子で公園を楽しもうという人たちで満載です( ´∀`)
なんとか公園内に入り、目的地へ向かいます。
あれ?段々人影が少なくなって行きます。
なんかゴールデンウィークのわりには…あ、うんそうだよね、ニッチだもんね。
それにしても建物が立派、さすが国立。
特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」
マダガスカルの標高1000メートルの熱帯雨林に暮らすザフィマニリの人々の展示。
マダガスカルではほぼ唯一大型の木造住宅を作り、
初めて知りました!マダガスカル自体あんまりイメージがわきません。
大英博物館の所蔵する家屋が展示されています、圧巻。
木材の一枚一枚に模様が入れられており、特に窓に施された彫刻が見事。
家は代々受け継ぐもので、自分の代で立派にするのが役目なのだとか。
ソーラーパネルもついていて、夜は電球が灯せる様です。
技術っていうのは凄いですね。
椅子などの生活用具にも彫刻がされているのですが、
売り物用と自家用で精度が全然違う( ´∀`)
観光と伝統はビデオでも取り上げられていましたが、難しい問題のようです。
女性の作る植物を編み上げた帽子もカワイイです。
小1時間ほど特別展を見て、常設展示へ。
常設展示室の前には民族関連の番組が600コンテンツほど見られるビデオライブラリ。
時間がないのでさわっていませんが、これだけで1日かかりそう!
展示室では、PSPを使ったオーディオガイドが借りられます。
これがまた充実していて長い…ありがたいけど、長い。
興味のあるものだけちょいちょい聞いていきます。
展示室は世界を9つの地域に分けて地域ごとの展示です。
とにかく広いです、なんでもあります。
衣食住はもちろん、宗教やお祭りまで!
しかし、ここでiPhoneのバッテリーは大分心もとなく(´;ω;`)
展示されているものはみんぱくのデータベースで見られるものもありますが、
実際に見るとまた違いますね、布の質感とか仕立ての細かさとか。
植民地化されたことのある国の民族衣装はけっこうヨーロッパの文化が入ってますね。
暖かい地方の女性はゆったりしたワンピースタイプになったりしていますものね。
有名なハワイのムームーももともと半裸だったのを宣教師か牧師が着用を薦めたとか。
ベドウィンのラクダの装身具。
シルクロード!って感じでかっこいい。
中央・北アジアの展示ではタジキスタンとモンゴルの幕屋の見比べができます!
他で見られる所あるんですか、こんな大きなもの!
アメリカゾーンにあったふさふさの被り物。
説明を入れたつもりが切れていて、詳細が不明。
中南米なのか北アメリカなのか?
とにかく広いし、展示も多い!
途中で館内のレストランに入りましたが、そちらは普通。
ナシゴレンやパッタイなどエスニック料理がメインのレストランで値段は1000円〜。
博物館内のレストランなのでまあしょうがないかなというところです。
あれこれ充実しすぎて、楽しかったのでぜひまた行きたいです。
大阪の人はいいですね~( ´∀`)