2.国立西洋美術館
訪問日 2012/11/7
訪問順 66
入館料 420円(80円割引)
交通費 370円
石洞美術館からの国立西洋美術館です。
入る前から、コルビジェですし、地獄の門です。
盛り沢山の予感がします。
常設展も企画展も割引のみなので今回は常設展に。
時間も2時間ほどだったのでかつかつです。
こちらには常設展作品解説アプリがあるのですが、
3G回線ではゲットできず(´;ω;`)次回は落としていこう・・・
本館の建築はミニマムシンプルでかっこいいです。
角を曲がって同じような作りのところに出ると、アレ?と思いますけど( ´∀`)
ザ・美術館という感じですね、公立の。私設は洋館っぽいイメージ。
洋館のようなところもいいですけど、こういうのも素敵です。
作品数は本当に多いので、気になったものだけ写真に納めてきました。
公式HPで作品紹介と写真が見られます!こういうの嬉しいです( ´∀`)
展示作品以外に所蔵作品も見られるみたい。
左はイコン画、くすんだ色合いが落ちついているけど、
当時は鮮やかな色合いだったんでしょうね。
右は18世紀の女性画家の自画像。威風堂々です。
18世紀にこんなにきれいに映る鏡があったんでしょうか。
日本だと金属鏡ですからね・・・ロココな衣装が素敵です。
こちらは空想ローマ風景画、二枚が対になっているのがヨーロッパ的。
リヒテンシュタイン展で、対称性を持たせるため2枚飾るって言ってました。
ぼくのかんがえるローマっぽい風景、日本で言うなら富士山とお城と桜と侍?
新館の方も、白くて天井が高くて明るくて見やすいです。
こんなに明るくても作品にあてる光度とか守れているんですね( ´∀`)
版画展示室は「マックス・クリンガーの連作版画――尖筆による夢のシークエンス」
初めて見ましたが、この方楽しいです。
エッジング、アクアチントの版画での連作版画。
大きな作品ではないけど、幻想的なモノクロの世界が広がってます。
クールベも何点か有りました!
「波」は中学校の美術の教科書にのっていた気がします!
「罠にかかった狐」狐ちゃん(´;ω;`)クールベの暗めの色彩が緊張感あります。
ルノワールの「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」
ドラクロアの「アルジェの女たち」に影響を受けた作品だそうです。
時代的にオリエンタリズムばりばりですもんね。
アラブのハーレム風のイメージですね。
異国人とはいえ、実際にハーレムに入れやしないだろうから、
複合的なイメージなんでしょうね。
現代のアラビアンのイメージはこういう絵画がルーツのように感じます。
ディズニーのアラジンやジャスミンの格好は実際の民族衣装と違いますものね。
日差しの強い国にしては露出が多いといいますか。
私でも知っているような有名な方の作品がゴロゴロありますね。
藤田嗣治の作品、下地に金箔が張ってるのがなんとも日本的。
ルオーだのマネだのドニやセザンヌとかもりもり作品があるので、
今度行くときは半日コースですね。
常設展は割とお安いし、デートコースにもいいかもしれません。
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