40.秩父宮記念スポーツ博物館
訪問日 2012/10/18
訪問順 ㊶
入館料 300円
交通費 320円
天気も悪いので地下鉄駅から近いところへ。
秩父宮記念スポーツ博物館です。
地下鉄駅国立競技場で下車、徒歩3分くらいですね。
ぐるっとパスで国立競技場のスタンドも一部見学できます。
試合やイベントのない日だけですけど(;´∀`)
天気も悪くて人気のない競技場内・・・ちょっと寂しい。
上まで登ると結構高いし、足元は滑るの。
ここで転落しても誰も気づいてくれないだろうな(´;ω;`)
さて、展示室は主に2階です。
スポーツにあんまり興味が無いので加速です。
入ってすぐはオリンピックの歴史、歴代ユニホームも展示されています。
初期は陸上のスパイクも手作り感満載。
男子の水着なんてシルク、スケスケ。日の丸のマークも手作りっぽい( ´∀`)
これは1910年代だったかな?
海軍さんとかで戦前の水泳はふんどしのイメージが強かったけど、
競泳は水着だったんですね!
陸上のユニホームも下着みたいなメリヤスのシャツ。
それが、こうなりました( ´∀`)
スーツを着ることによって5%も空気抵抗が減るハイテク素材。
時代によって変わるものなんですね。
各所には国立近代美術館フィルムセンター所蔵のスポーツ映像が流れています。
もちろん、モノクロ( ´∀`)
運動の広まりとかオリンピック、
健康管理の海軍体操に日本伝統競技の蹴鞠などたくさんです、見ごたえあります。
個人的に気になったのは馬術のバロン西の賞状と金メダル、乗馬ブーツ。
あんな有名な人のものが展示されているんですねー。
賞状がリトグラフっぽいきれいな発色、デザインも雰囲気あります。
額の四隅にはウラヌス号の蹄鉄が飾られていました。
なんと、昔のサッカーボール!
1960年代まで白黒の五角形皮ではなかったそうです(・o・)
バレーボールみたい。
そういえば、日本サッカー協会のシンボルって八咫烏ですけど、
一体いつからなんでしょうね??
蹴鞠や流鏑馬の展示も。
ポロのような競技、打毬と蹴鞠は動画で見られます、貴重。
フィルムセンターいったら、個人でも閲覧できるんでしょうか。
あそこ、資料の宝庫ですね。国立近代美術館でもたくさん流れてましたし。
初期のゴルフ場!
なんとカートが籠です。違和感は拭えません。
キャディさんも野良着のあんちゃんです、不思議。
マラソンもしばらくは地下足袋で走っていたそうな。
だんだん進化して足袋シューズになっていきます、まあ、廃れるんですけどね(´;ω;`)
他に気になったのは、戦時中の神宮大会の種目が「俵担ぎ」だったことですね。
俵担いで走ってるんですよ、普通に、フリースタイルで。
青森代表、樺太代表などお土地柄出ていました。
もちろん、秩父宮殿下の展示もありましたよ。
写真が取れるので、小学校の自由研究なんかにいいかも知れませんね。
スポーツ今昔みたいな感じで。
スポーツに興味が無いので楽しめるか不安でしたが、
時代が古めなこともあり十分楽しめました( ´∀`)
秩父宮記念スポーツ博物館
東京都新宿区霞ヶ丘町10番2号
03-3403-1159