式部のニート的放浪日記

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日本文具資料館

隅田川のほとりの日本文具資料館。

浅草橋駅から徒歩5分ほど、

東京文具販売健康保険組合の建物内にあります。

健康保険組合の加盟員が協力して作った資料館です。

平日13〜16時までという勤め人には優しくない開館時間です。

 

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来館者は多くないようで、この日は1時間ほどいて自分1人。

 

展示はレトロです、

開館が1985年のようなのでそれから大きくは変わっていないのではないでしょうか。
資料館ということで過去のものがほとんどなので問題はないんですけどね。
 
スペースはそこまで広くはないのですが、
展示品が文房具と小さめなこともあり点数は結構あります。
 

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こちらは中国は明時代の水晶の印鑑。

他にも中国の硯が結構たくさんありました。

裏も凝った作りのものが多くて面白いです!

 

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こちらは大正時代の石盤!

ザラ紙とえんぴつが安価に出回るようになる明治〜昭和初期まで

小学校でよく使われていたとか。

石筆で書いて、布などで拭くと綺麗になるそうなので黒板と一緒?

紙石盤もあって、右と下はそのパッケージ。

 

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こういう色合いやデザインが好きです、センスが古いのかも…

枠飾りはアール・ヌーヴォーっぽいです。

「品質堅牢」って子供向け文具の謳い文句としてはかなりゴツいですね。

 

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明治〜昭和の手帳も。

復刻版とか出して欲しいです。

 

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こちらの資料館では、計算機の歴史も目で見て学ぶことが出来ます。

算木やそろばん、計算尺に始まり… 

 

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昭和40年頃まで使われていた手回し計算機…

 

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手回し→電動で動く機械式計算機も…

モノによってはすごく高価で家1軒分するものもあったのだとか。

 

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そしてとうとう電子計算機の登場です!

カシオリレー式計算機、1957年デビュー!

国立科学博物館にも展示されているアイツです!

 

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総重量140kg、14桁の加減乗除のできる当時としては画期的なマシン。

1番最初の14-A型の価格は48万5,000円。

大卒初任給1万円以下の時代ですから、今だと1000万円以下くらいでしょうか?

その価格でも金融機関なんかにバンバン売れていたそうです。

14桁の計算をするためには高い気もしますが、

今でも金融機関の大きい機械は1000万円弱くらいしますから

まあそんなもんなのかもしれません。

 

計算機はどんどん小型化が進み、机サイズから卓上、手のひらサイズへ!

すごいねー、小さくなったねぇ!!

 

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初期のレジもありました!

上から硬貨を入れると下で振り分けてくれるんですって!

 

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お馴染みの文房具、ステイプラーや穴あけパンチの原型も。

 

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文房具の代名詞、ペンももちろんたくさん展示されています!

ファーバーカステルの14〜15世紀の銀の鉛筆のレプリカ品がカッコイイ。

 

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生活の中に当たり前のよう存在する文房具ですが、

金属ペンが使われるようになったのは19世紀にはいってからと結構最近。

 

それまでは葦でできたペンや羽根ペン、

もっとさかのぼると粘土板をひっかくための石や、

金属でできたスタイラスが使われていました。

 

そもそも、昔は読み書きができることが当たり前ではなかったんですものね。

 

そんな結構新しい文房具、万年筆は国内外のものがずらり。

 

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ペン先や…

 

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インクも!

デザインがいろいろあってカワイイですね。

 

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 シャープペンシルと万年筆、ハサミが一体になった三徳ペンも。

やたらかっこいいです。

 

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鉛筆の懸紙、乃木大将パッケージ!

 

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もちろん、西洋だけではなくて東洋の展示もあります!

東洋ではばりばり筆です、なかでも日本の誇る携帯筆記用具、矢立。

初期のものは箱っぽい檜扇型、それから時代劇なんかでみる形に。

 

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 ごっつい筆立て。

 

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色々な動物の毛で作られた筆も。

左から、うさぎの口ひげ、ヤマドリの羽根、鷲の羽根、孔雀の羽根だとか。

 

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間の抜けた顔がカワイイ印盒。

 

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出口近くにあった任天堂のポスター!

もともと花札の会社ですものね!

ニンテンドーHD!

 

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他にも面白いものは色々あったんですが、

暗くて上手に写真が取れないところもちょこちょこ。

入場無料だし、近くへ行った際は一度行ってみては?

 

日本文具資料館

〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目1−15

03-3861-4905

http://www.nihon-bungu-shiryoukan.com/

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