ヨコハマ猫の美術館
冬の横浜訪問!
横浜って近いんですけど、用事がないとなかなか来ないからおでかけ気分。
新旧両方の雰囲気があって楽しい街です♪
猫をモチーフにした作品の展示をしているヨコハマ猫の美術館。
山手の洋館のある辺りの小径にある小さなお家の中にあります。
土日祝のみの開館なので、注意が必要です。
まずは、最寄りの有名な建物ベーリック・ホールを目印に進みました。
ベーリック・ホール間の道に入って少々行くと、
奥まったところに目的地発見!
入館料は大人300円。
館長さんに直接支払います。
こちらは館長夫妻が集めた美術品のなかから、
猫の作品を選んで展示している私設の美術館。
館内は残念ながら、撮影は遠慮してもらっているとのことで写真は無し。
自宅の1階を美術館として使っているので、
美術館としてはこじんまりとしていて館長の応接間に来たような感じ。
壁には猫をモチーフにした作品が沢山飾られています。
リトグラフや浮世絵などジャンルを問わず猫。
藤田嗣治の猫の画集の中にある絵が一番目立つところに!
他にも舞台芸術家の朝倉摂の作品や、
個人の方が持ち込んだ絵本なんかもあります。
ジブリの映画「耳をすませば」に出てくるバロンのような人形も。
アンティークのものらしく雰囲気があって素敵です。
坂の上にある立地も地球堂に似ていますね、モデルなのかしら?
有名なキャバレー「Chat noir」のポスターもありました。
意味はずばりそのまま「黒猫」。
ちょっと悪そうな顔がたまらないですね。
スタンランの「ヴァンジャンヌの殺菌牛乳」 のポスターも。
牛乳をおねだりしている猫が愛らしい作品です。
猫の作品以外にもアンティークドールや
アール・ヌーヴォーのガラスも棚の中に飾ってあって、
館長の感性が感じられて面白いです。
アンティークドールは結構まとまった数があります。
べべタイプっていうのかしら?子供の人形が多いです。
ジュモーと思わしき人形も!好きな方は必見!
ビスクドールはブルジョワ層が持っていただけあって、
ガラスの眼や衣装に力が入っていて見事です。
館内には手作りモノの猫グッズ販売コーナーがあって、
猫モチーフのガラス製品やTシャツもありました。
今回、なにより印象に残ったのが白ω!
時々出勤するらしい看板猫のシロちゃんです。
シロちゃん、本当に真っ白で鼻も肉球もピンクのきれいな猫でした。
帰る際にドアを開けるとそこでも猫。
やけに人懐っこくスリスリしてきます♪
そもそも、山手周辺は猫が多いらしく
公園にはこんな張り紙が…
普通、餌やり禁止!とかなので地域猫が許容されているんですね。
そして、駅までの間に更に4匹の猫を見かけるのでした。
〒231-0862 横浜市中区山手町76-1
045-662-6821