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式部のニート的放浪日記

スペイン生活・カワウソ・美術館・博物館訪問記・民族衣装とか徒然

三鷹市美術ギャラリー/「華麗なるインド ─インドの細密画と染織の美─」展

せっかく新宿まで来たので、ちょっと気合を入れて中央線沿いへ。

三鷹駅前のビル内にある三鷹市美術ギャラリーへ。

ぐるっとパスで一般600円→無料です。

 

今回の展示は日本画家の畠中光享さんの収集したコレクションから

ミニアチュール(細密画)と染織品を展示しているそうです!

ミニアチュールは以前、大倉集古館で見たことがあります、ぐるっとパスで( ´∀`)

 

 

前回も感じましたが細密画は本当に細かい!

しかも、今回は壁に額がかかっている形の展示なので近くで見ることが出来ます。

さらに入り口で拡大鏡を貸出してくれるので隅々まで詳しく見られる!

優しいです、こんなに間近で拡大して見られる機会なんてないですよ。

描写の仕方がインド独特で面白いです、遠近法だったり時間経過の表現とか。

サイズは小さいものですが、展示数が多いので満足感があります。

 

初めて知ったのが、鮮やかな黄色がベンガル地方特産の顔料ということ。

その製造法が驚き。

雌牛に若いマンゴーの葉だけを食べさせてその尿を集めて乾燥させたものが原料。

牛は栄養の偏りから栄養失調になって短命だそうで・・・

外国でももてはやされていたけど、

製造法が非人道的ということで1908年に市場での取引が禁止されたそうです。

 

続いてお待ちかねの染織品!

インドと言ったら綿製品、更紗、カシミヤショール!

ヨーロッパが夢中になったのもうなずけます、技術高い。

糸も手紡ぎという薄地の木綿地はガーゼのように透けています。

さらに金糸で柄まで織り込んであったりしてすんごい。

前半のミニアチュールで描かれていた透け感のある布はこういうものだったんだな、

と感心します。

 

それにしても噂のカシミール織物はすごく緻密で華麗。

展示されているものがかなり大きなものだったですが、

作るのに何年くらいかかるんだろう(;´Д`)

あの華麗な文様を見ると、ヨーロッパでも再現したくなるのもわかります。

 

更紗は、同じ更紗でも図案はインドネシアとかと比べると、

心持ちペルシャ風、規則的というかすっきり目。

まあ、ジャワ更紗もルーツはインドでローカライズされたのかもしれません。

 

衣装も少ないながら男性用のコートやサリーが見られました。

サリーは立体裁断じゃないから布なんですけどね!

 

三鷹市美術ギャラリー

〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3丁目35−1  コラルミタカ 5F

0422-79-0033

http://mitaka.jpn.org/gallery/